2017年3月9日(木)放送のNHK視点・論点「ITは人々を幸せにするか」を見ました。
今日の出演者は静岡理工科大学教授の志村史夫さん。
はじめは、なにこの偉そうなおじさんと思って見ていたけれど、「エレクトロザウルス」という言葉が出てきたあたりで、あれ?エレクトロザウルスって聞いたことあるなと気が付きました。
検索すると以前読んだことがある「スマホ中毒症」の著者とうことが判明!
スマホ中毒症 「21世紀のアヘン」から身を守る21の方法という本
以前図書館で、志村史夫さん著の「スマホ中毒症 「21世紀のアヘン」から身を守る21の方法」を借りて読んだことがあります。
タイトルが面白そうだなーと思って。
この本の中で「エレクトロザウルス」という言葉が頻繁に出ていました。
内容は・・・忘れてしまったので、もう一回借りて読もうと思っています。
スマホ中毒症 「21世紀のアヘン」から身を守る21の方法 (講談社+α新書)
- 作者: 志村史夫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/07/23
- メディア: 新書
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自慢話で内容が入ってこない
内容を忘れてしまったのは・・・たぶん途中で読むのを止めたんじゃないかなと。なんかカンに触るんです。
志村史夫さんは大学教授で本もたくさん出版されています。
海外でも日本でもITの発展に関わり、自信があるのでしょう。
というより、自分はこんなことやってきたんだ!こんなスゴことしていたんだ!という自慢が多いのです。
最初のイメージが悪すぎる
スマホ中毒症の本も、視点・論点の放送もそうですが、第一印象が自慢話にしか見えないんですよね。
権威を振りかざすオジサンに対して、今の若い人は嫌がりますよね。たとえそれが真実に基づいた正しいことだとしても。
人は、本当に正しいことがほしいわけじゃない。自分が正しいと思いたいことを裏付けることを言っている人を信じたいだけ。
最初のイメージが悪いって時代に反していますね。
でも言っている内容は正しくて面白い
自慢話をしばらくきいていると、だんだん慣れてきます。
言っている内容は正しいんですよ。面白いんです!
志村史夫さんの今までのIT関連の経験や知見に、人間らしい思想や古来の哲学者の意見が混ざる。
このITの、技術の裏側、奥の奥底にある人間らしさが絶妙です。
人間くさくて、わたしは好きなんですけどね。たぶん、ITの表面だけしか見ていない人には見えない面白さじゃないかと。
みんなに読んでほしいなら表現方法は間違っている
だから、もったいないんですよ。
視点や内容は面白いのに、みんなに読んでほしいなら、もっと入りやすい表現方法がないのかなと。
自慢話が癪に障って、IT嫌いのおじさんの愚痴とかいう言われよう。(アマゾンレビューより)
志村史夫さんはITが嫌いなわけじゃなくて、じっさいに見てきたからこそ言えることを言ってるだけなんじゃないかと。
嫌よ嫌よも好きのうちって言いますからね。
インターネットで書いて欲しい
この概念や思いは、本ではなくインターネットで書いて欲しい。
炎上ネタとして格好の的になるかもしれませんが、きっと共感してくれる人が増えるのではないかと思います。