「星を追う子ども」を見ました。
美しい映像と深いストーリーが魅了的でした。
星を追う子どもとは
2011年5月に公開された映画です。
今回はAbemaTVの新海誠監督特集で見ました。
感想
映像や音楽は、目が覚めるほど美しかったです。
そして、深いストーリー。
現実からファンタジーの世界観は好き。
でも、なんだかこってり。重いです。
明るい話なのか暗い話なのかがわからないくらい。
命は重い。重いはず。
でも本当のところは、「重い」わけじゃなくてフラットなだけ。平等なだけ。
何をしようと、人はみんな同じということ。
人は個性はあるけど、みんな同じで。
誰もが目をそらす残酷さをただ淡々と描かれていた気がしました。
「君の名は。」に通じること
見ていて思ったのは、「君の名は。」に通じるところがあるということ。
人間。他人との関わりや命、好きな人。
命。つながっている、繰り返す、還る。
同じ新海監督なので当たり前に感じるかもしれませんが、その奥底にある意志というか原点がブレていない。ブレないことは、誰にでもできることではないです。
もちろん、映像の美しさもしかり。
「君の名は。」と似た風景も出てきました。
上からクレーターのような場所を見渡すシーンや美しい星空、田舎の風景、山を駆け上がるシーン。
きっと、好きなんでしょうね。
好きな風景は、角度を変えてでも何度でも描きたくなるもの。
新海監督の映画は、好きなものを描いていることが伝わってくるところが好きです。