WELQ問題からのキュレーション騒動でMERYも全記事非公開になりました。
問題があった非公開になったとはいえ、人気メディアが消えちゃうのはちょっと寂しい。
MERY内の人のインタビューを読みました
ねとらぼに掲載されていたMERY内の人へのインタビューを読みました。
「社長退任のあいさつで皆泣いた」 WELQに端を発したキュレーション騒動、MERYから見た実情 (1/2) - ねとらぼ
なんか・・・読んでいてせつなくなりました。
せつないというか、やるせないというか。
MERYの中の人に同情します
MERYの中の人の言い分、わからないこともないです。自分が手をかけて世の中に送り出した作品たち。こつこつと積み上げてきた記事が全部非公開。やるせなくなります。
しかも、今後の予定は白紙。どうなるかわからない。
そして、憧れだった社長(中川綾太郎さん)が居なくなる辛さ。
社長に憧れて入社した人もいたとのこと。憧れて入社するということは精神的な支えでもあります。憧れの人と一緒に働ける、同じ現場で働ける嬉しさ。
本来、仕事はこういう風にまわると楽しいんですけどね。きっと良い仕事環境だったのではないかと思います。
だから。
その人を中心に人が集まっていたのなら、もうMERYとしての復活はなさそうですね。
「メリー」運営するペロリ、中川綾太郎が代表を辞任 | Fashionsnap.com
なにが悪いかは理解していない
でも、大事なことが抜けていますね。
「なにが悪いか」を理解しているかは、インタビュー記事の中ではわかりにくかったです。理解しているのかな。
著作者からのクレームを放置したのは完全にアウト。
それに、問題を問題だと認識していないことこそが一番大問題。
この状況に追い込んだのはMERYに関わった人ひとりひとり。会社が悪いじゃなくてひとりひとりがもっと考えて行動しないと。
「みんながやっているから大丈夫」はアウトです。「みんなで渡ろう赤信号」はダメですよ。誰か疑問を持ってとめてあげて。仲間だろうがなんだろうが厳しい心を持つべき。プロなんだから。
そもそも、ウェブサイト運営者なら著作権のことはもっと勉強しておくべきこと。しかも企業としてサイトを作るならなおさら。
これは、他の運営会社もそう。
グレーだからと放置していたらあとで痛い目を見ますよ。
DeNAの対応は間違っていなかった
DeNAの対応はけっこう早かったんじゃないかと思っています。
全記事非公開は正しい選択。
たぶんですが他の某会社なら、なんだかんだグダグダ言ってもみ消す会社も多い。今までいろんな失敗を経験してきたDeNAだからこその早い決断だったのではないかと。
それでもMERYは復活してほしい
それでもMERYは面白かった。雑誌MERYも復活しないのかな。
せっかくなので、記念に貼っときますね(笑)
Vol.1 2016年3月25日発売
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