3月21日火曜日。
東京都の桜の開花宣言がありました。
2017年は東京が一番乗り。9年ぶりとのことです。
東京都心でソメイヨシノが開花 全国一番乗り
この桜の開花は、平年より5日早いとのこと。
ちなみに、昨年2016年のトップは、3月19日開花の福岡と名古屋です。
東京都が一番だなんて、なんだか意外な印象
東京都が一番だなんてなんだか納得いかないのは、わたしだけでしょうか。
東京都って寒いイメージがあります。雪が積もるし。
昨年のトップは福岡と名古屋。
でも地図をよく見ると、緯度そんなに変わらないんですね。
ヒートアイランド現象も開花を助けている?
昨年の福岡、名古屋、今年の東京での桜の開花トップ。
じつはヒートアイランド現象のおかげなんじゃないでしょうか。
ヒートアイランド現象とは、都市の気温が周囲よりも高くなる現象のこと。
都市部は多いですよね。
建物の影響、人工排熱、人の密度、車の多さなど、さまざまな要因があります。
最近はあまり言われない気がするけど、ヒートアイランド対策は現在どうなっているのでしょうか。
桜の開花は嬉しいけど、喜んでいいのか
競うことではないけども、桜の開花が全国トップってちょっと嬉しいですよね。桜が開花してたしかに嬉しいのですが、本当に喜んで良いんでしょうか。
じっさいには、この先寒の戻りがあるため咲き進みはゆっくりペース。お花見といっても冬並みの寒さの中で花冷えになりそうです。
これってちょっとおかしくないですか?
本来の時期に咲かずに、少しずれて咲くからこういうことになるのでは。開花は早くても満開の時期は遅れそうですね。
そもそも、ヒートアイランド現象を抜きにすると、本来の開花が一番早いのはどこの地域になるんでしょうね。
環境の変化もあわせて考えたいものです。