最近は、ホタルを見るのが嫌いになりました。
はじめはね、
「街なかでホタルを飛ばしてくれるなんて、なんて素敵なんだろう。」
なんて思っていました。
でも、その裏側を知るとなんか・・・ね。
街なかでホタルを見るイベントのホタルはどこから?
最近は、都会でもホタルを見る機会が増えました。
いろんなところで放流して、ホタルのイベントをしてくれています。
街なかではなかなか見ることができないので素敵ですよね。
でも、そんなホタルたち。
不自然なホタルたちはどこからやってきてるのでしょうか。
一概には言えませんが、
ホタルは「ネット通販」で普通に販売されています。
もちろん、すべてのホタルが「通販で販売されているホタルたち」とは言えません。
でも、「ネット通販」で気軽に購入できるんです。
まぁ命あるものを売るということを批判するなら、
「金魚や爬虫類、犬猫など、ペットはどうなんだ。」
「植物だって生きものだからどうなんだ。」
ということになるかもしれません。
でも、命短い「ホタル」を「鑑賞するため」に購入してるとすると、なんか複雑。
まぁこの販売されてるホタルも養殖されているのか、乱獲されているのか、裏側はどうなってるのかわからないんですけどね。
街なかのホタルは不自然で風流ではないのではないか
そもそもホタルは何のために光っているのかというと、恋のお相手を見つけているわけで。その後、死んじゃうんですよ。
ホタルたち、必死で光ってるんですよ!
オレはココにいる!って叫んでるんですよ!!
それを人間の都合でジャマをするのは、なんだかせつない。
人間が介しないから、風流で美しい風景だと思うんですけどね。
むかしのホタルのイメージと今のホタルのイメージが全然変わってきました。
そんなホタルの光を見て、美しいといえるのかどうか。
もうVRとかARとか、3Dマッピングとかでも良いんじゃないですかね。
光って動いてれば良いし、繰り返し使えるし。年中見えるし。
ホタルの写真は長時間露出で割増されている
ホタルのいる風景の写真をよく見かけます。
あの写真、ホタルがたくさんいるように見えて、スゴイって思います。
でも、実際は「長時間露出」で撮影されたもの。
カメラを手にしてはじめて知った驚愕の事実。
つまり、
一匹が数回写真に撮られているわけで。
そりゃ数匹でも多く見えるよねって話。
写真の下に○秒とか○分露出って書かれていたとしても素人目にはわかりません。
そのままのホタルの数が飛んでいたと誤解してしまうわけです。
そのことを知ったときにはショックでした。
写真は見えているそのままを撮るだけじゃなく、
美しく、ありえない世界を撮ることもできるんですね。
撮る側は楽しいけど、
見る側は知らないと騙されることもあるのかもしれません。
ホタルがいる自然を守りたくて知ってほしくて写真を撮る。
その写真を見た人が実際にホタルを見に来る。
マスコミに取り上げられる。
マナーを知らない人たちも集まってくる。
逆に自然が破壊される。
このパターン、多くないですか。
自然はそっとしておくのが一番いいのかもしれません。