ビジネス書や啓発本って面白いんですよね!
けっこう好きで読んでいたのですが、ふと気づいたこと。
わたしにとって、もしかしてビジネス書や啓発本は毒なのではないのか。
ということ。
ビジネス書や啓発本を読んでも実践できなきゃ意味がない
たとえば、人間関係の本。
笑顔で挨拶しよう、発声練習をしようなど、日頃の小さなところをちょっとなおすだけ。カンタンだから自分でもできそう。
人間関係はなるべく良好に保ちたいですよね。良ければ良いほど、良い。
この本に書いていることを実際に実践すれば、きっと現状を打破できる。人間関係も良くなってストレスが減る。未来が明るくみえてくる。
本を読んで、
よーし!実践してみよう、と思う。
↓
思う。
↓
思うけどできない。
↓
思うだけで終わる。
↓
次の面白そうな本を見つける。
↓
前の本の内容は忘れる。
↓
実践しない。
なんで実践しないのかなーわたし。
想像だけで満足してしまう
本を読むと「素敵なわたし」を想像します。
想像して、現実逃避。
そこで満足しちゃうんです。
頭のなかで実践して現実で実践しないんです。
想像力が豊かすぎるのか(苦笑)
自分で内容をうまく咀嚼できていない
あたりまえですが、本を書いている人は書いている著者本人の人生やマインドに基いて書いています。
似ていることはあっても、著者と自分の環境が違うのはあたりまえ。
著者の言っていることを丸飲みしすぎていた気がします。
本の内容を参考に、自分だったらどうなのかと考えず丸飲み。
咀嚼できていないから吸収できていなかったんじゃないかと。
だから実践できないし身につかない。
本を読む前にもっと自分を追い詰めよう
カンタンに他人のマインドに相乗りできるのがビジネス書や啓発本。
面白いんですけどね。
手軽に解決してもらえるし。
わかったつもりになります。
でも、「つもり」だけなんですよ、「つもり」。
カン違いしやすい人や意志が弱い人は自分の人生に迷いがある人は読まない気がしてきました。
本を読む前に、まずは自分の考えをはっきりさせておくことが大事。
ビジネス書や啓発本は、自分の人生を考える上では邪魔なものなのかもしれない。
それでも読みたくなるのは、他人を気にしてしまう社会性所以なんでしょうね。
まぁ、現状のマンネリ打破、刺激がほしい時には、精神的にも大いに助かって入るんだけども。
まずは自分で考える力を復活させようと思う。