無職でいることを自慢していませんか。
2ヶ月でクビになった。半年で辞めた。辞めてやった。
インターネット上のさまざまな人々が発する言葉を見ていると、そんな言葉が自慢げに飛び込んできます。
半年で仕事辞めてやった!あんな会社で俺様が働いている方がおかしい。自分で仕事した方がいいわ。明日から本気出す。
自分を卑下する言葉を言って自分のハードルをさげて安心している人を見かけます。
インターネット上なので、べつに好きに思ったことを書けばいいし、弱いところを見せるのは人の勝手でべつにいいのかもしれません。
最初に言いはじめた人はそれでよかったのです。
でも、それを読んで、ああ自分も仕事しなくて良いんだな。社会に関わらなくていいんだなという感覚になり、そういう人間が増えるのは良くない傾向かと。
人間は基本的に怠け者。嫌なことをやりたい人なんて一部の人です。
黙っとけば害がないのに。
とまぁ、前置きのグチが長くなってスミマセン。
もっと見栄を大事にしてほしいというお話です。
見栄は人を成長させる。精神的に
見栄がロコツで過剰すぎるのは回りにウザがられるのであまりオススメはできませんが、多少の見栄を張ることは、しあわせへの第一歩だと思います。
人は90%見た目で判断しています。
見た目が可愛く見える、カッコよく見えると、人を惹き付けやすくなります。
服にアイロンをかけるだけでも清潔感は変わります。
ぐうたらしていると、そのレベルが基準になるので、きちんとしないといけない場面でツラくなります。憂鬱になり、精神的病気にも発展していくのではないでしょうか。
でも、ふだんからきちんとしておくと、きちんとしないといけない場面でもふだんとそれほど変わらないのでそれほど辛くはありません。
精神的にまいるは、オン、オフのギャップの差が積み重なって発生するのじゃないかと勝手に思っています。
だから、ふだんから小さな見栄を張るクセをつけておくと疲れないんじゃないでしょうか。
最初は、少し辛いけど、慣れてくると平気になるのが人のさが。ルーチンに入ってしまうと自動的に実行できるんです、人間ってスゴイから。
でもね。
おとなになってからクセをつけるのって大変。
ゴミの出し方が変わったときの大人の対応を見てきたからわかります。子どもはすんなり分別ができるのに、大人は面倒くさがってやらない。考えるのが面倒だからと、不法投棄したがります。
今の子ども達がおとなになって、そのおとなの数が増えると不法投棄は無くなるんじゃないでしょうか。
子どものうちに、生活の質レベルを高めておくって大事ですね。もちろん、金銭的な生活レベルではなく、精神的に、頭を使うことに、という意味で。
ある程度のレベルの高いところで自然体でいられるのが一番ラクなのではないでしょうか。
自分で自分のハードルをさげないで
自分で自分のハードルを下げるとどんどん下がっていきますよ。